緊張しつつある時代

2012年 1月 14日

新年最初のメールマガジンをお送りします。今年もよろしくお願いします。

年末年始の聖地旅行(第53回)は、ハーベスト聖書塾の塾生を対象としたスタディ・ツアーであった。このツアーは、私にとっては忘れ難いものとなった。今回は特に、終末論(再臨と千年王国)を意識しながら訪問地の解説を行った。そのためか、時代が緊張しつつある(沸点に近づきつつある)ことを随所に感じることができた。

特筆すべきは、巡礼者の増加である。年末年始は、本来は閑散期なのだが、2年ほど前から状況は変わった。クリスマス明けという事情もあって、欧米の クリスチャンの数はさほど多くはなかったが、逆に、アフリカ系(特にナイジェリア)やアジア系(シンガポール、フィリピン、韓国、香港など)のクリスチャ ンの姿が目についた。現地の政治情勢は、好転しているとは言い難い。にもかかわらず、巡礼者が増加している。これは、世界中のクリスチャンたちの関心がイ スラエルに向かい始めていることの表れであろう。

今回の旅行では、最終日に神殿の丘を訪問することになっていた。混雑が予想されたので、少し早目にホテルを出たが、現地に到着した時にはすでに長蛇 の列ができていた。結局、1時間20分も待って、ようやく検査場を通過した。過去52回の旅行でも、これほど時間がかかったことはない。神殿の丘の入口で どれくらい待たされるかは、イスラエル・パレスチナ紛争の緊張の度合いを測るバロメーターである。イスラエルを取り巻く政治状況は、好転してはいない。イ スラエル人は表面的には平静を装っているが、自分たちが置かれている現実を無視しているわけではない。彼らは日々、得体のしれない緊迫感の中で生活してい るのだ。

今回の旅行のハイライトは、イスラエル聖書大学(ICB)訪 問であった。ICBは、2年ほど前に、テル・アビブの北にあるネタンヤという町に中古ビルを購入し、エルサレム校舎(賃借物件)からここにキャンパスを移 転させた。訪問中に、学長のエレズ・ソレフ師の講義を聴いた。それによって、メシアニック・ジュイッシュ運動の中心が、ヨーロッパ、北米、そしてイスラエ ルへと移動してきた歴史を知ることができた。これもまた、時代が煮詰まって来たことを感じさせる出来事であった。

ICB学長のエレズ・ソレフ師は、第3回「再臨待望聖会」のために3月に来日される。師には、「メシアニック・ジュイッシュ運動‐過去、現在、未来‐」というタイトルで、詳細に語っていただくように依頼した。

新年度に入り、ハーベスト・タイムを取り巻く霊的雰囲気(濃度)が新たな次元に突入したような実感がある。すでに終了した今年最初の東京定例会や大阪月例会も、霊的緊張感に満ちたものとなった。

ゼカ4:6が心に迫ってくる。

「これは、ゼルバベルへの【主】のことばだ。『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の【主】は仰せられる」

感謝。中川健一

追記

(1)「メッセージ・ステーション」は、新年度に入っても好調です。毎日、1,200件前後のメッセージのダウンロードがあります(41ヶ国から)。

(2)第3回「再臨待望聖会」のためにご加祷下さい。

(3)名古屋での聖書塾(第11期、4月開講)の申し込みを受け付けています。

(4)ハーベストフォーラム東京定例会で行われている講解メッセージ「ローマ人への手紙」の動画配信を開始しました。クリスマスに行われた伝道礼拝の動画もアップされています。

(5)初心者向けの「はじめての方へ」というページが充実しています。聖書に興味がある未信者の方におすすめです。

Posted by 中川健一 | 0 コメント

 

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