エホバという言葉の由来

2012年 9月 24日

Q エホバという言葉の由来について質問です。「ヤハウェ」にふりがなで「アドナイ」と記すと、エホバ(ジェホバ?)と読めてしまうということを聞いた記憶があります。これはどういうことでしょうか。

A 旧約聖書では、契約を結ぶ神の御名として、ヤハウェという名が啓示されました。これは、ヘブル語で、「יהוה (YHWH)」と書きます。ヘブル語は、子音だけで表記する言語です。

後に、発音を指示するための「振り仮名」のような記号が考案され、使用されるようになりました。これをニクダーと言います(母音記号です)。

ところで、ユダヤ人たちは、神の御名を発音することを恐れ、「יהוה (YHWH)」という御名が出て来ると、それを「אֲדֹנַי (アドナイ)」と読み替えました。アドナイとは、「我が主」という意味です。つまり、「יהוה (YHWH)」という言葉に、「אֲדֹנַי (アドナイ)」という言葉の振り仮名(ニクダー)を付けたのです。

このことを理解しない後代の学者が、本来は「אֲדֹנַי (アドナイ)」と発音すべき言葉を、「Jehovah(エホバ)」と読むようになりました。その結果、この読みが一般に広がるようになりました。

Posted by 中川健一 | 0 コメント

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